学而図書では、『ことばが世界をひらく』(著:横瀬和治) の書店販売を、本年9月2日より開始いたします。
本書は、日本・アメリカ・カナダ・オーストラリア各国の教育機関でリテラシー教育プログラムの研究開発に携わってきた言語学者・横瀬和治氏による著述・講義録を一冊に集成し、人間の「ことば」と「学び」の本質に迫ろうとするものです。
同氏の手がけた画期的なスタイルの教育実践は、これまでも朝日新聞GLOBE誌による特集「天才の育て方」で取り上げられるなど、各方面からの注目を広く集め続けてきました。日本においても、同氏が代表として創設以来の運営を担ってきた暁星国際中学・高等学校ヨハネ研究の森コース、教育アドバイザーを務める酒田南高等学校グローバル専攻など、その実践はいずれも非常に高く評価されています。
アインシュタインの相対性理論と共に、現代物理学の双璧を成す量子力学。コペンハーゲンにある、その創始者の名を冠した「ニールス・ボーア研究所」の研究員に抜擢(ばってき)され、4月から研究生活をスタートさせた日本人の若き「天才候補」がいる。
本書では、私たち人間が母語の豊かな使い手となり、第二言語を学ぶことの本当の価値と、その習得のために必要な条件が明らかにされます。また、「ことば」を通して知性を育み、他者とのかかわりのなかで物事を理解していく人間の「学び」の在り方が語られ、これからの時代に必要な教育のかたちが浮き彫りになることも、本書の大きな特徴です。
いま教育機関で実践に関わる先生方のみならず、語学教育に関心をお持ちのご家庭でもぜひお読みいただきたい一冊となりました。本書の詳細情報は、以下のページよりご確認いただけます。