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紹介
避けられない「空き家」という問題に、私たちはどう取り組むべきか。
年々深刻さを増す、日本の空き家問題。
行政書士である著者は、自ら空き家を取得し、起業家の拠点や地域資源へと再生させてきた。
長年にわたり空き家問題の解決に取り組んできた専門家が、その知見と豊富な実践経験を公開し、空き家再生の意義と課題を明らかにする。
目次
はじめに 空き家問題と向き合う「当事者」としての覚悟──行政書士としての実践から社会課題へ
第1章 空き家問題の実態と社会的背景──数字から読み解く〝現場のリアル〟
第2章 空き家の根本的問題──都市と地方で異なる課題
第3章 空き家をどう活かすか──基本的な選択肢とその課題
第4章 KIVモデルの実践──空き家と起業家をつなぐ拠点づくり
第5章 都心から1時間圏内──埼玉西部エリア(SWA)に広がる起業チャンス
第6章 再生工事のリアル──DIYとプロの境界線
第7章 空き家対策の主体者たち──行政・民間・専門家の役割
第8章 空き家再生の限界──行政書士として見える課題と提言
第9章 諸外国の空き家対策──比較から見える日本の課題
おわりに
著者プロフィール
金井 滋(著)
行政書士KISさいたま事務所 代表。合同会社KIV Support Service代表社員。埼玉西部エリア(SWA)を拠点に、これまで5年以上にわたり10件以上の空き家を取得・再生。自ら所有・活用してきた経験をもとに、地域資源としての空き家を活かした起業支援と地域活性化に取り組んでいる。行政書士としての制度的知見と現場のリアルな経験を融合させた「空き家再生型ビジネス支援」に注力。KIVプロジェクトをはじめとする創業支援の実践を通じて、民間主導による持続可能な地域モデルの構築を目指している。