『「現代の国語」はなぜ嫌われるのか』刊行のご案内

学而図書では、『「現代の国語」はなぜ嫌われるのか 高校国語の歴史研究と実態調査が示す新たな可能性』(著:笠原美保子) の書店販売を、本年6月3日より開始いたしました。

ことし4月から高等学校に導入された新科目「現代の国語」をめぐっては、小説をいかに取り扱うべきかが議論となり、新たな科目の指導目標を取り入れた国語科の授業の必要性が説かれています。

特に、新科目の指導においては「話すこと・聞くこと」「書くこと」の指導が重要となりますが、残念ながら戦後以来、高等学校の国語科では、これらの科目の指導が充実していたとは言いがたいのが実情です。

本書は、過去の国語科目の歴史研究と実態調査を通して、戦後の「新教育」以来、高等学校の国語教育が抱える課題を分析し、授業実施案を含めた解決策を提示しています。高校新科目「現代の国語」が有する本来の価値や意義を明らかにし、実践の形を探るためにも、本書は重要な国語教育の研究書となるはずです。

本書の詳細情報は、以下のページをご確認ください。

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読者の皆様には、この機会にぜひ本書をお手にとっていただけましたら幸いです。